葬儀の基本

葬儀の流れと基礎知識

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ご家族が亡くなったとき、ご葬儀はどのような流れで進んでいくのでしょうか。
一般的な葬儀の流れと、時間の目安をご紹介します。
お通夜、告別式で喪主がやるべきことも知っておきましょう。

生前にやっておくべきご葬儀の準備

 

生前にやっておく準備

  • 葬儀社選びをしておく
  • 斎場選びをしておく

葬儀社選び

3社ほどから詳しい資料や見積もりを取り寄せ、葬儀社選びをしておきます。価格の安さで選ぶのではなく、些細な事でも相談できて信頼のおける葬儀社を選びましょう。
葬儀社を決めたら、電話番号を携帯電話・スマホに登録しておき、いつでも連絡できるように備えておきます。

斎場選び

自宅から近い斎場、費用の安い公営斎場など、希望の条件に当てはまる斎場を探しておきます。
斎場は葬儀社を通して予約するため、希望の斎場があれば葬儀社に相談しておきます。どの斎場を選べば良いかわからない場合も、葬儀社に相談すると理想の斎場が見つかります。

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深夜・早朝も対応

 

ご葬儀の流れ

一般的な仏式のご葬儀の流れと、そのときご家族がやるべきことをご紹介します。
スケジュールや開始時間はあくまでも目安です。ご家族のお考えや、地域の風習によっても異なります。

お通夜(ご逝去から2〜3日後)

お通夜のスケジュール

17:00〜 受付開始
18:00〜 お通夜開式
19:00〜 通夜料理
20:30〜 帰宅

ご逝去から2〜3日後を目安に、お通夜を執り行います。お通夜の開始時間は、18時頃から始めるのが一般的。
喪主ご家族は、受付開始の30分ほど前までには斎場に到着し、祭壇の確認や、いただいた供花の並び順を確認するなど準備をします。
お通夜の最中は、喪主やご家族は祭壇の近くで参列者に返礼をします。参列者のお出迎えやお見送りは行いません。
僧侶の読経と参列者の焼香が終わり、僧侶が退出したら、喪主から挨拶を行います。参列の感謝と通夜振る舞いへのお誘い、翌日に控えている告別式の開始時間をお伝えします。
通夜振る舞いの席でも喪主から挨拶を行い、僧侶や参列者をおもてなしします。
お通夜を執り行った日の夜は、故人様のそばに付き添って宿泊するご家族以外の方は帰宅します。斎場によっては、宿泊される方のための簡易的なシャワー室や、貸布団が用意されています。

お通夜を行わないご葬儀もあります

ここでご紹介している例は、大勢の方をお呼びする一般葬と呼ばれる葬儀のスタイル。最近では、お通夜を行わない一日葬、お通夜も告別式も行わない火葬式というスタイルを選ぶ方もいらっしゃいます。

ご葬儀の日程の決め方

お通夜、葬儀、告別式の日程は、六曜、ご家族の予定、僧侶の予定、斎場と火葬場の空き状況などをふまえて決めます。
友引に告別式が行われることはほとんど無く、火葬場も友引をお休みとしていることが多く見られます。

それぞれのご予定や空き状況により、ご葬儀はご逝去から2〜4日後となることが多いでしょう。ご逝去の翌日など、早すぎるとご葬儀の準備に時間が足りず、急な日程は参列される方にも負担がかかるためおすすめしません。
反対に、都市部では火葬場の予約が空いておらず、1週間ほど先の予約になってしまうことも。そうすると、告別式も1週間先となるため、ご葬儀まで長期間のご安置が必要になります。

ポイント

ご葬儀の最適な日程は状況によって異なります。葬儀社とよく相談して決めると安心です。

葬儀・告別式(ご逝去から3〜4日後)

告別式のスケジュール

10:30〜 告別式開式
11:30〜 出棺
12:00〜 火葬
13:30〜 収骨
(繰り上げ初七日法要)
14:00〜 告別式料理
16:30〜 帰宅

お通夜の翌日に告別式を行います。告別式は、午前10時から11時頃から始めるのが一般的です。

告別式においても、喪主から参列者の方々へ挨拶をします。生前の感謝や、今後も変わらぬお付き合いをお願いする気持ちを伝えると良いでしょう。
ご挨拶の言葉に迷ってしまうときには、あらかじめ葬儀社の担当者とも相談しながら決めておくと安心です。

読経、焼香、喪主挨拶が終わったら、ご家族は思い出の品や花を棺へおさめ、火葬場へ出棺します。
ご家族やご親族は手配しておいたマイクロバスなどで移動し、火葬場へ向かいます。

火葬場に到着したら、ご家族は最後のお別れをして、荼毘(だび)に付されます。
火葬の間、ご家族は休憩室で待ちます。みなさまで故人さまの思い出話などをして過ごすと良いでしょう。
火葬が終わったら、喪主から順に収骨・骨上げをして、骨壷へおさめます。

ご自宅へ戻り、葬儀社の担当者が後飾り祭壇を設置したら、四十九日法要まで自宅で供養をします。

繰り上げ初七日法要とは

本来であれば、ご臨終を迎えてから7日目に初七日法要と呼ばれる法要を行いますが、最近では、参列者の負担を考えて告別式の当日に初七日法要を行うことが増えています。これを繰り上げ初七日法要と呼びます。
繰り上げ初七日法要を行う場合には、火葬場から斎場へ戻り、法要を行ってからご帰宅という流れになります。

ご葬儀後の流れ

お世話になった方へお礼をする

ご葬儀に参列された方へは当日に返礼品をお渡しするため、後日あらためて香典返しなどをお送りする必要はありません。
ご葬儀に参列されず弔電や供花などをいただいた方へは、葬儀後にお礼状を送ったり、直接ご挨拶にうかがいます。

死亡後の手続きをする

ご家族が亡くなると、多数の手続きが必要になります。
年金の受給停止、葬祭費の申請、住民票の世帯主変更、保険証の返還など、その他にもたくさん。
ご葬儀が終わったら、それぞれ決められた申請期限に従い、手続きを行います。
相続の手続きについても期限が決められているものがあるので、手続きの漏れがないように注意しましょう。

ポイント

葬儀後の手続きは個人で行うことももちろん可能ですが、複雑で重要な手続きのため、葬儀後もサポートも受けられる葬儀社を選ぶことをおすすめします。手続きのスケジュールや申請方法などを無料で相談したり手伝ってもらうことができ、申請漏れや失敗を防げます。
必要に応じて、弁護士や税理士などの専門家を紹介してもらうこともできますよ。

法要・納骨

ご葬儀が終わったら、法要の日時を決めます。無宗教で葬儀を執り行った場合、食事会を開いて故人を偲ぶこともあります。
納骨の時期は決まっていませんが、お墓があるご家族は四十九日法要の後に納骨することが一般的。お墓をお持ちでないご家族は、1周忌法要を目安に探して納骨する場合が多くいらっしゃいます。

 

後悔のないご葬儀は、まず生前の準備から

ご葬儀の一般的な流れと、生前にやっておく準備をご紹介しました。
ご葬儀の内容や流れは、ご家族のご事情やお考え、地域や風習によってもそれぞれ異なります。

ご家族がご逝去されたばかりの方は、ご葬儀の流れや内容を葬儀社とよくご相談ください。

これからご葬儀の準備を始める方は、生前の準備がとても重要になります。
どんなご葬儀をしたいか、どのように大切な方をお見送りしたいかを生前のうちに相談し、充分に備えておきましょう。

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